放課後デイサービスの話②

家族

通所から辞めるまでの話

前回の続きです。

放デイの契約を進め、どのような方針で進めていくか
計画書のようなものを提出。

あんこ姫はこの頃から「人」に対して不安な気持ちを
抱くようになりました。

新しくできた放デイなのでまだ定員に空きがあり、
曜日と時間帯によってはあんこ姫1人の日がありました。

これは慣れてもらうのに絶好のチャンス!

支援員の方もあんこ姫は
1人から始めたほうがいいということで、
さっそく1人からのスタートでお願いすることに。

放デイは大体どこでも送迎車があり、
学校に迎えに来てくれます。

もちろん親が送迎しても大丈夫。

あんこ姫の場合、最初は週1スタートで
家から送迎していました。

そのうち慣れてきた頃に週2に増やし、
MAX週3まで行きたかったんだけどその前に
辞めてしまいました。

放デイに行くようになり、
最初は緊張もあったようだけど
1人だし2時間で終わりなので
なんとか嫌がらずに行ってました。

そのうち人数も徐々に増え、
気が合う子もできたようです。

自宅まで送ってもらうとデイでの様子を先生が報告してくれます。

しかし順調に進んでいると思っていたのですが
行きたくないという日が増える。

理由を聞いたところ苦手なお友達がいるとのこと。

ちょっと口調が強い子だったらしく、

悪気はないんだけど

「邪魔だ!どけ!」

という感じで言われたようで、
もうその子に会いたくないと。

支援員の方に相談したところ、
別の曜日に変更してもらいました。

この頃から楽しんで行く日と行きたくない日と
ムラが出てくるようになりました。

放デイの人数も増え、
少人数じゃなくなったこともあるかもしれません。

そのうち学校に放デイの方が
お迎えに来てくれるのも拒否。

家に放デイの車が迎えにきてくれるのも拒否。

支援員の先生も説得してくれるが
あんこ姫は部屋に逃げる。

その間、送迎の他の子達を
待たせる形になってしまうし、

毎回この状況は申し訳ないので、
家からの送迎に変更。

しかし、家から送って行っても車から降りない。

駐車場からデイにピンポンしに行き
デイの先生に状況を説明してお休み報告。

これが続く。

あんこ姫に理由を聞いても
「行きたくない!」
しか言わない。

もうこの状況が続き、お金がもったいないというより

ここの放デイもいつの間にか満員になり、
入れないお子さんもいるという状況だったようで、
来るかわからない子の籍だけおいといてもらっても
迷惑だよな・・・とか

あんこ姫がやめれば、その分他の子が入れるよなって
思い、デイに相談。

色々引き留めてくれたけど

もうあんこ姫の気持ちが切れてしまっているので
辞めますと伝えました。

辞める直前にあんこ姫に放デイもう辞めていい?
と聞き、
あっさり「いいよ」返事が。泣

どうやら、あんこ姫的にデイが楽しくなかったみたいです。

さらに、デイのお友達にあんこ姫にくっついて追っかけて来る子がいると。

もちろんわざとじゃなく、あんこ姫のことを慕って
くれているからなんだけど、
あんこ姫はくっつかれるのが嫌だったみたいで・・・泣

悲しいすれ違い・・・泣

色々な要因があって楽しめなかったんだなぁ。
放デイは様々な特性や障がいを持った子供たちの1つの居場所。
あんこ姫はデイの活動や支援員の先生が合わないんじゃなく、
子供達と合わなかったんだなぁと。
これはどうしようもない。


デイには「楽しくなかったみたいで」なんて言えず・・・。

楽しく続けてくれれば放デイで学べることや
できるようになったこともたくさんあったかもしれない。

でも本人が「楽しくない」ことを無理やり続けさせるなんて
できません。

親が少しでもあんこ姫のためになればという思いで、
放デイやら言葉の教室やらやってみたけど
ことごとく辞めてしまう。

中々難しいです。泣



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